結膜弛緩症手術の内容や流れ、手術後の注意点をご説明します。
結膜弛緩症手術(けつまくしかんしょうしゅじゅつ)について


結膜とは白眼の表面を覆っている半透明の薄い膜のことです。加齢と伴に肌の皮膚がたるむように、結膜もたるみます。
涙は白眼の表面と下眼瞼で作られる隙間、結膜嚢にためられ、上まぶたが下から上にあがる時(まばたき)、その涙を引っ張って角膜を濡らしているのです。たるんで伸びた結膜がこの結膜嚢を埋めてしまうため、流涙やドライアイがおこります。
当院では手術でこの伸びた結膜を切除し、健全な結膜嚢を再構築しています。
主な手術方法
- 1
- 点眼麻酔をして結膜の余った部分を切り取り、縫い合わせます。
- 2
- 一番細い糸で縫うので異物感はありません。一週間後を目安に抜糸します。
手術時間について
10分程度で終了します。
スガモト眼科では毎週月曜日午前中に行なっております。
手術後の注意点
術後3時間ほど眼帯をしていただきますが、当日中に洗顔も可能です。